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子どものむし歯を放置するリスクについて

皆さんこんにちは。

山本歯科医院です。

子どもの歯である乳歯は、全部で20本生えてきますが、いずれも必ず永久歯に生え変わります。

そのため、乳歯がむし歯になっても放置してしまうケースは意外に多いですが、それは「とても危険なこと」といえます。

今回はそんな「子どものむし歯を放置するリスク」について、わかりやすく解説します。

 

乳歯は永久歯の道しるべとなる

永久歯が正常に生えてくるためには、必ず先行している乳歯が必要となります。

乳歯が正しい時期に抜け落ちることで、「永久歯も萌出のタイミングや位置を正確に把握できる」からです。

それがもしもむし歯によって狂わされたら、永久歯は道しるべを失うこととなります。

 

永久歯の歯並びが乱れる

道しるべを失った永久歯は、「おかしな位置や誤った時期に生えてくる」こととなります。

その結果、永久歯列全体の歯並びが乱れ、かみ合わせにも異常が生じてしまうのです。

それによって矯正治療が必要になったら、とても残念ですよね。

 

顎の発育に悪影響が及ぶ

乳歯がむし歯によって早期脱落すると、「顎の骨の発育にまで悪影響」が及ぶことがあります。

具体的には、顎の骨が正常に発育せず、「歯列弓の狭窄」などを引き起こすことがあります。

下顎の骨が小さいままだと、相対的に上顎が突出して、出っ歯になることもあるのです。

 

永久歯もむし歯なる

子どものを放置すると、下に控えている永久歯がむし歯になるリスクも生じます。

まだ生えていない、あるいは「生えて間もない永久歯がむし歯になってしまう」ことほど、悲しいことはありません。

そんな最悪なケースを避けるためにも、乳歯のむし歯は予防、あるいは早期発見・早期治療することを心がけましょう。

 

まとめ

このように、乳歯はいずれ生え変わるから、と軽視していると、むし歯がさまざまなトラブルを引き起こすことがあります。

場合によっては、お子さまの発育まで阻害しますので、乳歯のむし歯を放置することは絶対におすすめできません。

異常が認められた時点で、当院の小児歯科までご連絡ください。